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098-873-1151
沖縄県浦添市経塚
900番地-5

館長プロフィール

天行健中国武術館館長

宮平 保 (みやひら たもつ)

沖縄県出身の中国国家認定武術指導者

Tamotsu Miyahira

ストーリー

中国湖北省の武漢体育学院で中国武術を学ぶために長期留学。同大学の武術教授・温敬銘老師に師事(ご夫人の劉玉華老師やご子息の温力老師にも実技、理論両面の指導を受ける)。

中国武術研究のために解剖学、生理学、医学、心理学、力学、教育学、中国哲学、古文、武術史など修め、実技指導の実習を終えて卒業。外国人としては初めて中国の体育学院武術専攻(在籍は研究生部)を卒業した公認指導者となる。

第11回アジアオリンピック科学大会(1990 BEIJIN ASIAN GAMES SCIENTIFIC CONGRESS)に日本代表の一人として出席(世界24カ国より参加。中国北京で開催)。武漢時代に書いた論文《中国武術和日本武道的淵源》をまとめた《中国武術和日本武道的幾点比較》を発表。

帰国後、天行健中国武術館を主宰。沖縄県内では数多くの空手、武道関係の大会(例・沖縄空手・古武道演武大会、国際沖縄空手道世界選手権大会、世界武道祭、実戦空手世界選手権大会・・・等)に招かれ演武を行なう。

沖縄空手界の重鎮・上原恒先生(前・沖縄県空手古武道連盟理事長)の要請を受けて武術研究会にて指導を始める。そこは空手、古武道の指導者、高段者が集い、また若手の現役選手たちも参加し、中国伝統武術を通じて伝統空手の可能性を考える実験の場となっている。

1984
1989
1990
1990
1991
  • 小学時より沖縄伝統の空手を学び始める。
    黒帯取得した高校時よりウェイトトレーニングジムにも通いながら、縁あったフルコンタクト空手修行者たちとも組手を中心に交流。様々な体験を通じ、後に感ずるところあって1984年に中国湖北省の武漢体育学院で中国武術を学ぶために長期留学。同大学の武術教授・温敬銘老師に師事(ご夫人の劉玉華老師やご子息の温力老師にも実技、理論両面の指導を受ける)。
  • マンツーマンで査拳、金考手翻子拳、三合剣、槍術、刀術、太極拳、擒拿、散手等を学ぶ他、劉老師の指示を受けて他門派の老師からも (八極拳、陳式太極拳など)指導を受ける。また中国在学中は見識を広めるために各地の民間伝統武術家とも広く交流する。
  • 1989年、中国武術研究のために解剖学、生理学、医学、心理学、力学、教育学、中国哲学、古文、武術史など修め、実技指導の実習を終えて卒業。外国人としては初めて中国の体育学院武術専攻(在籍は研究生部)を卒業した公認指導者となる。
  • 1990年、第11回アジアオリンピック科学大会(1990 BEIJIN ASIAN GAMES SCIENTIFIC CONGRESS)に日本代表の一人として出席(世界24カ国より参加。中国北京で開催)。武漢時代に書いた論文《中国武術和日本武道的淵源》をまとめた《中国武術和日本武道的幾点比較》を発表。
  • 帰国後、天行健中国武術館を主宰。沖縄県内では数多くの空手、武道関係の大会(例・沖縄空手・古武道演武大会、国際沖縄空手道世界選手権大会、世界武道祭、実戦空手世界選手権大会・・・等)に招かれ演武を行なう。
  • 1991年より沖縄空手界の重鎮・上原恒先生(前・沖縄県空手古武道連盟理事長)の要請を受けて武術研究会にて指導を始める。そこは空手、古武道の指導者、高段者が集い、また若手の現役選手たちも参加し、中国伝統武術を通じて伝統空手の可能性を考える実験の場となっている。
  • 天行健中国武術館は沖縄県内で本部道場を中心に各地支部教室にて多くの門下生を指導(教室の覧参照)。また警察署からの要請による護身指導などを行っている。
  • その他、中国本土でも武術機関の役員を務め、武術専門誌への執筆や講演活動、また天行健中国武術館では定期的に訪中し、武術団体との交流を行なっている。

宮平館長の師匠である故・温 敬銘老師の『一代伝記・奥運情縁』(著者・劉 素娥)が中国で出版され、武術界で話題となっているそうです。温老師の武藝は古来より伝わる真の実戦を前提としたもので、近代中国の武術普及政策(スポーツ化、大衆化)とは異なることから、近年、公の場に現れることはほぼありませんでしたが、時代や中国の情勢の変化、古伝の武術への再評価など様々な点から、この伝記が企画、出版され、戦前の武術界の詳細な様子や、温老師の珍しい写真も初公開され、武術資料価値として高いものになっているそうです。

宮平館長の中国武漢修行時代当時 の状況から考えると、この出版によって恩師・温老師に対する再認識、再評価にはたいへん感慨深いものがあると思われます。

  • 太極拳気功講座の講師を県や市からの依頼を受けて各地で開催。現在、浦添市の武術館総本部を中心に、県内の八十余ヶ所で教室を開催(2023年現在)。
  • 1998年・国際剛柔流空手道連盟主催の世界武道祭で特別演武。
  • 1999年・天行健中国武術館の第一回訪中武術親善交流を実施。楊式太極拳第五代伝人・林墨根老師一門、六合拳の陳義偉老師一門、心意六合拳の税康龍老師一門と交流。
  • 2000年・第二回訪中武術親善交流を実施。交流団体は飛龍精武学校や心意六合拳、六合拳など。その様子は地元瀘州市の新聞《瀘州日報》《信息報》《瀘州電視報》でも紹介される。
  • 九州・沖縄サミット《芸能の夕べ》にて門下生が演武。
  • 2000年10月 天行健中国武術館創立10周年記念チャリティー演武大会を開催(浦添市民会館大ホール)。
  • 2001年、日本抜刀術連盟に招待され、中国武術の特別演武を行なう。
  • 2003年、警察官を対象とした護身術指導を行なう(沖縄県警察署にて)。
  • 2003年・世界空手・古武道演武大会にて特別演武を行なう。
  • 骨髄バンク推進活動チャリティー演武大会にて門下生たちが演武を行なう。2000年10月 天行健中国武術館創立10周年記念チャリティー演武大会を開催(浦添市民会館大ホール)。
  • オーストラリア&ニュージーランドの武道誌《Martial-Arts》やフランスの武道誌《KARATE BUSHIDO》や中国の武術専門誌《中華武術》などで紹介される。とくに《中華武術》では武漢体育学院での修行時代から現在に至る活動が紹介された。
  • 2006年・中国福建省集美大学体育学院院長・鄭旭旭氏が天行健中国武術館を訪問(鄭氏は同じ温敬銘門下で宮平の武漢時代の兄弟弟子)。沖縄剛柔流の上原恒氏の協力で「武術交流会」が行われた。交流会には県内空手団体の代表やトップクラスの選手が参加した。
  • 2007年・第三回訪中武術親善交流を実施。この時は約80名が参加。交流の様子は中国報道番組新聞でも紹介された。
  • AMDA(国際医療ボランティア組織・旧称・アジア医師連絡協議会)を通じて四川省大地震義援金の贈呈。AMDAより感謝状を受ける。
  • 経営者団体の依頼によりセミナーで「真に出来ること」のタイトルで講演を行なう。
  • 2010年11月・天行健中国武術館創立20周年記念チャリティー演武大会を開催(浦添市てだこ大ホール)
  • 2013年3月・天行健中国武術館の新館がオープン。オープン式典には多くの武道、空手関係者が出席。
  • 2013年の新館設立以降から2023年現在に至る宮平保館長の活躍は武術、武道関係者なら広くご存じかと思いますが(詳しくはSNS上にて“宮平保“にてご検索ください)、数多くの専門誌記事やDVD作品、映画製作会社制作ドキュメンタリー武術シリーズ作品に出演。今や日本全国のみならず、世界各国から多くの方々が宮平保館長の教えを求めて、沖縄に訪れている。
  • 主な出版物・出演作

    • 『天行健中国武術館教則DVD・vol.1太極拳篇』(2007年12月)。[31]
    • 『天行健中国武術館教則DVD・vol.2武術篇』(2009年12月)
    • 『宮平保師範 究める! これが武術だ 第一巻 基本技法編』 BABジャパン
    • 『宮平保師範 究める! これが武術だ 第二巻 技法応用編』 BABジャパン
    • 『GREAT JOURNEY OF KARATE 2』 東映
    • 『GREAT JOURNEY OF KARATE 3』 東映
    • 『GREAT JOURNEY OF KARATE 4』 東映
    • 『大いなる遺産 3 ~武術の旅人』 東映
    • 『戦う! 中国武術』 BABジャパン
    • 『CROSSROAD』 東映
    • 『身の危険を感じた時に武術は使えるのか?』 東映
    • 『ROAD OF クロオビワールド  中国武術編』 東映
    • 『大いなる遺産4 ~中国武術』 東映
    • 『武術季刊誌《武術(うーしゅう)》』1992年夏号「温敬銘老師略伝」福昌堂出版社
    • 『武術季刊誌《武術(うーしゅう)》』1993年夏号「中国武術の内外兼修とその哲学的基礎」福昌堂出版社
    • 『武術季刊誌《武術(うーしゅう)》』1993年冬号「銬手翻子拳」福昌堂出版社
    • 『武術季刊誌《武術(うーしゅう)》』1994年冬号「日本武道と中国武術いくつかの比較」福昌堂出版社
    • 『武術季刊誌《武術(うーしゅう)》』1995年夏号「中国伝統哲学の知行合一と武術の攻撃特徴」福昌堂出版社
    • 『武術季刊誌《武術(うーしゅう)》』2000年秋号「“以 武 会 友”」福昌堂出版社
    • 月刊秘伝』2015年5月号 「空手の聖地で名を馳せる実戦中国武術 宮平保」BABジャパン出版社
    • 月刊秘伝』2015年12月号 「特集 沖縄空手×中国武術 歴史的再会が導く“原点回帰”」BABジャパン出版社
    • 月刊秘伝』2017年1月号 「Jカンフー 空手聖地の実戦中国武術家 宮平保」BABジャパン出版社
    • 月刊秘伝』2017年7月号 「古流のエッセンス゛導く空手エボリューション 鼎談」BABジャパン出版社
    • 月刊秘伝』2017年9月号 「沖縄より来る実戦中国武術の息吹 宮平保」BABジャパン出版社
    • 月刊秘伝』2018年3月号 「宮平保×鄭旭旭 日中武術の明日」(対談記事) BABジャパン出版社
    • 月刊秘伝』2018年5月号 「天行健中国武術館セミナー&掛け試し稽古会in沖縄」BABジャパン出版社
    • 月刊秘伝』2019年9月号 「中国武術の伝統的実戦力」BABジャパン出版社
    • 月刊秘伝』2020年4月号 「北派武術 達人伝の勁力と養成法」BABジャパン出版社